【PA1020】 教育原理 1単位目

閲覧数2,501
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年 PA1020 教育原理 1単位目

    1.教育思想家の考え方に言及しつつ、自分自身のこれまでの教育的体験を踏まえて自分の視点で教育観を述べよ。
    2.明治期の学校教育史の要点をまとめよ。

    使用教科書:『教育原理』佐々井利夫・樋口修資・廣嶋竜太郎共著(明星大学出版部)

    講評
    1、デューイの考え方に言及しつつよく検討しています。
    2、明治期の主要点を示してよくまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原理 1
     1. 私の小・中学校時代を振り返ると、学校を取り巻く環境は、バブル景気と言われた時代であり、誰もが進学出来る豊かな時代でもあったが、青少年の非行が増加し、学校におけるいじめや校内暴力等も社会問題となっていた。また、教科書は今より分厚く、規律や規則も厳しく、教師の言うことは絶対であった。私が体験した教育を教育思想家の考え方で表現するなら、デュルケムの思想に近かいかもしれない。現代において必要な教育観を考えると、大人から子どもへ「教える」教育ではなく、大人と子どもが互いに「学ぶ」教育、すなわちデューイの思想にもとづく教育観であると考えるが、私自身が体験した教育を否定するわけではない。

    なぜデューイの思想にもとづいた教育観を述べるかというと、現代の学校を取り巻く環境は、少子高齢化・高度情報化・国際化・地球環境の変化など、あらゆる側面からの課題に直面し、激しく変化している。この激動の時代を生き抜く上で必要とされるのは、「生きる力」であり、時代の変化に対応できる子どもの育成とは、基礎的・基本的な知識・技能の習得だけでなく、自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、行動し、よ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。