【PA1020】 教育原理 2単位目

閲覧数2,314
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年 PA1020 教育原理 2単位目

    1.戦後日本の教育改革について3点を取り上げ、要点をまとめよ。
    2.現在の学校教育の課題について考察せよ。

    使用教科書:『教育原理』佐々井利夫・樋口修資・廣嶋竜太郎共著(明星大学出版部)


    講評
    よくまとめられていると評します。今後も同様に学習を続けていただければ良いでしょう。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原理 2
     1-1. 国家主義的教育体制の崩壊と教育の再建について以下にまとめる。

     敗戦後、わが国はGHQの占領の下、教育の軍国主義的、極端な国家主義的な思想の排除を求めた。なぜなら、戦前教育の国家主義的・軍国主義的傾向が日本を戦争へと導き、内外の惨禍を招いたことは明らかであった。GHQは、「日本教育制度の管理」に関する指令をはじめ4つの指令を出し、徹底した軍国主義的・国家主義的な思想と教育の払しょく措置を取った。日本に徹底した民主的な教育制度を確立するため、「民主化」「地方分権化」「自主性保障」の3つの基本理念により、戦後の教育改革が進められたのである。

    1-2.教育勅語体制から憲法・教育基本法体制への変容について以下にまとめる。

     戦前の教育行政は、天皇大権にもとづく「勅令」によって定められる勅令主義であったため、教育及び教育行政に国民の民意が反映する制度は存在しなかったのである。戦前の勅令主義に対して、戦後は日本国憲法の制定によって、教育行政は教育法令にもとづくこととなり、「国民の教育を受ける権利」を国民にひとしく保障するとともに、「教育権」の具体的な実現についても「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。