明星大学科目終了試験、初等体育科教育法の過去問とその解答例です。
2014年度はこの中からほぼ使い回しで出題されており、
今後もその傾向は変わらないでしょう。
これをまとめておくことで試験は高確率で突破できます。
本科目は、指定のテキストのみではまとめづらいところがあり、本資料が参考になるかと思います。
作成者:100tr
明星大学科目終了試験 過去問&解答例
初等体育科教育法
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*合格実績のある解答例です。
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参考・引用文献
『新版体育科教育学入門』 高橋健夫、岡出美則、友添秀則、岩田靖、他(大修館書店)
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******以下、問題と解答例******
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①小学校体育科の目標について説明しなさい。
体育の目標を学習指導要領の変遷に従って述べる。
1949、1953年要領においては「新体育の目標」である。当時は戦前の軍国主義的な体育の払拭が大きな課題であり、体育は民主的人間形成という教育の一般目標を達成する教科であると規定された。そのため、民主的な生活態度を育成する社会性の発達目標が中心を占めた。また、子どもの日常の運動生活と体育との関連を強調し、レクリエーションを日常生活に取り入れることをめざす生活目標も重視された。
1958、1968年要領においては、「体力づくりを重視した目標」である。当時、基礎学力の低下が問題とされるようになり、生活中心の経験主義教育から科学の体系を重視する系統主義教育への転換が行われた。体育でも、先の生活目...