Z1312教科教育法英語1の合格レポート第1設題です。設題に沿って明確にわかりやすく時間をかけて丁寧にまとまっていると評価されました。またシラバスの指示通りに指定教科書のみを参考文献に作成しました。参考文献を熟読して、必要なキーワードを必ず含むようにすること、また論理的に述べること、文と文のつながりを意識しながら結論を明確にすることを大切にしました。ぜひ参考になさって下さい。
音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
Ⅰ.音声学的教授法を提唱した学者
【ヴィルヘルム・フィーエトル】
文法・訳読式教授法に取って代わる、直接教授法を提唱した。
外国語の習得は翻訳によらず、発音・連語・構文の模倣によるべきであり、語彙は脈絡のある文を使い会話によって習得すべきであるとした。
【ポール・パシー】
フィーエトルの直接教授法に賛同して1901年フランスの学校で直接教授法を用いた。
発音の教授に音声学的教授法を採用した。
【オットー・イェスペルセン】
初学者に対しては発音記号から教え、早くから文法の規則を教えず、文を読む際に文法事項に注意を払うようにさせるべきだと主張した。
【岡倉由三郎】
英語教育の目的は読書力の養成であるとした。
正しい発音を教えることの必要、翻訳に拠らない直読直解の奨励、文法の帰納的学習、口頭英作文の練習など英語教授法の要点を示し、日本の英語教育の基礎を築いた。
【チャールズ・フリーズ】
構造言語学の理論を英語学に適用した。
初期の外国語...