※この資料は、玉川大学通信教育部・科目名「生徒理解と教育相談」
平成23年度課題の合格済レポートです。教員による評価・批評は以下の通りです。
<評価>
C(合格)
<批評>
生徒理解についてテキストをよく読み、理解していると思います。
証明的な内容が多く、具体的な子どもへのかかわりをさらに吟味することが大切だと思います。
このレポートでは、生徒理解を行うために、日常の教育活動を通して生徒とどのようなかかわりを持ち、はたらきかけていくか、具体例を挙げながら説明する。まず前提として、生徒理解の意義と生徒理解を行う上で教師として努めたい心構えや態度を説明する。次に、具体例を用いながら生徒理解の実践方法を説明する。
<生徒理解の意義>
まず、生徒理解の意義と生徒理解を行う上で教師として努めたい心構えや態度を説明する。生徒理解は、生徒指導をより良くするために必要不可欠である。生徒指導の目的を簡単に言えば、生徒の人格形成である。そのために、良さを伸ばして弱点を克服できるように援助する、そして、問題を抱えていれば解決へと導いていくのが生徒指導である。したがって、生徒の問題にいち早く気付き解決に向けて動いていくために、また、生徒の良さを伸ばしていくために生徒理解は重要である。
<生徒理解の心構え・態度>
生徒理解を行う際の指導側の姿勢として留意すべきことは、目的意識を持ち、客観的・多面的に分析することである。すなわち、生徒理解は実践的な生徒指導のために行うという目的意識を忘れないこと、正当で妥当な生徒理解のために、可能...