明星大学 PD3030  漢文学 課題1

閲覧数2,599
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    合格済レポート例
    課題1
    「漢文公式について、説明しなさい。」
    ・学習要点事項となっている公式を、過不足なく分かりやすくまとめております。

    参考文献:小川環樹・西田太一郎『漢文入門』(岩波書店)1957
           田部井文雄・菅野禮行・土屋泰男『漢文学習ハンドブック』(大修館書店)1990

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <句読>句とは、中国人が書物を通読するときに一休みする切れ目、またはその切れ目で区切られた文章の一部のことである。また、句とは語のかたまりで、その部分は休みなしに読まれる。主要なものは四字句や対句などである。読とは、「とどまる」という意味であり、読みの上で一休みすることを示す。中国ではのちに、句読を示すために「。」「、」をつけるようになったが、明確な区別なくつかわれている。そのため、日本の句点・読点とはやや相違がある。

    <訓点>漢文の訓読が行われる際に、日本語に合った順序を示すために原文につけた符号のことを「返り点」という。一字一字の順序をかえるときは「レ」点を、二字以上にわたり語順をかえるときは、「一二三」「上中下」「甲乙丙」などの字を符号としてつける。また、日本語と漢文の相違に合わせ、名詞には格助詞を示すかなをふり、動詞や形容詞には語尾変化に応じたかなをふる。これを「添え仮名」という。返り点と添え仮名を合わせて、訓点という。

    <再読文字>漢字一字で、日本語での副詞的な意味と、助動詞または動詞的な意味とを兼ね備えているもののこと。訓読するときには、その文字の出てきたところで副詞的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。