算数①

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    資料紹介

    (所見)割合概念におけるつまずきとして、基準量と比較量の同定に難しさと3用法を使い分けようとするときに起こるつまずきを考察されています。3用法ありきで指導するのではなく、数量関係を理解させながら考え方として理解させることがよいという考えは評価できます。一方で、図2の「く・も・わ」を使って指導することは、考慮する必要があります。

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    算数学習

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    割合の学習において考えられる児童のつまずきを考察し、割合概念の獲得においてどのような指導をすることが有効であるかを述べてください。
    割合の指導は、算数の中でも最も概念獲得が難しいといわれている。このレポートでは、まず、割合の学習での児童のつまずきを考察する。そして、どのような指導をすることが割合概念の獲得において有効か述べる。

     割合とはある量をもとにして、もう一方の量が何倍になるかを表した数値のことである。割合には①(くらべる量)÷(もとになる量)=(割合)②(もとになる量)×(割合)=(くらべる量)③(くらべる量)÷(割合)=(もとになる量)の三つの用法がある。

    割合概念の獲得が難しい理由は次の三つが考えられる。一つ目は、割合を学習するまでの学習や算数の基礎でのつまずきである。割合は、以前に学習したかけ算やわり算を使うため、かけ算やわり算でつまずいている可能性が考えられる。二つ目は、言葉がわかりにくいことである。割合の三つの用法には「くらべる量」「もとになる量」といった今まで使ったことのない言葉が出てくる。この今までに使ったことのない、また、日常会話でも使わない言葉にとまどい、...

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