社会福祉士養成通信課程の課題です。
レポート評価A評価になります(A~Dの4段階中)。
科目名:「保健医療サービス」(1600字)
☆ポイント☆
①相談援助活動において必要となる医療保険制度(診療報酬に関する内容を含む)や保健医療サービスについての理解
②保健医療サービスにおける専門職の役割と実際、多職種協働についての理解
<参考文献>
・社会福祉士養成講座編集委員会編『新・社会福祉士養成講座 第17巻 保健医療サービス』中央法規、2014年
保健医療サービスとは、保険や医療の専門職のみならず、社会福祉専門職を含めた関係職種や関係機関、また、場合によっては当事者を含めた地域住民なども参加して行われる社会サービスの一種である。保健医療サービスにおける専門職として、医師・看護師・作業療法士や理学療法士等の医療専門職と、社会福祉士や精神保健福祉士といったソーシャルワーカーなどの社会福祉専門職の二つに大きくは分けることができる。従来、保健医療サービスの主な提供主体である保健医療領域の施設や機関において活動している社会福祉専門職のことを「医療ソーシャルワーカー(MSW;Medical Social Worker)」と呼称してきた。今日、治療を目的とした医療サービスのみならず、同時に人々の地域生活そのものを支えることを目的とした保健介護や福祉サービスを提供する医療ソーシャルワーカーの役割が重視されている。本稿では、医療ソーシャルワーカーの役割について、「医療ソーシャルワーカー業務指針」(厚生労働省保健局、2002年)にもとづいて考えたい。
わが国において、医療ソーシャルワーカーといえば、病院や診療所等に勤務するソーシャルワーカーを指...