2014年度合格レポートです。レポート作成の際の参考にしていただけたら幸いです。
PB2110 初等国語科教育法(書写を含む。) 2 単位目 2014 年度~
今、どのような指導法が求められているか。歴史的な経過や小学校学習指導要領の構成に留意して自分の考えをまとめましょう。
「知的基盤社会」である現代において、子ども達が必要な力を確実に身に付け、個々の可能性を伸ばすためには、どのような指導をすればよいだろうか。
まず、学習指導要領では、いかに社会が変化しようと必要な資質や能力として「生きる力」が掲げられている。これは「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」を表す。また教育基本法や学校教育法の改正を経て、前述の「知・徳・体のバランス」とともに,「基礎的・基本的な知識・技能」,「思考力・判断力・表現力等及び「学習意欲」を重視し、学校教育においてはこれらを調和的に育むことが必要である旨が法律上規定された。これらが、21世紀を切りひらく心豊かでたくましい日本人に必要とされる能力であり、すなわち、これらを身に付けるような指導方法が求められるのだと考える。
ところで、学習指導要領総則「指導計画の作成等を当たって配慮すべき事項」には、言語活動・体験的な学習...