合格レポートです。レポート作成の際の参考になれば幸いです。
体育科教育法 2単位2014年
子どもたちが運動技能を習得「調節」する仕組みについて考察せよ
運動には、意識的に行う「随意運動」と、無意識的に行う「反射運動」がある。随意運動は運動を行うと言う意識を脳の中で起こす。意識的な運動発動が脳の中で起こると大脳皮質は活動を始め、運動命令を出し、その指示が脊髄、運動神経を経由して筋肉まで伝えられる。その結果体が動くことに繋がる。また反射運動とは、熱いものに触れたりする身の危険を感じた時に無意識で起こる運動だ。こちらは随意運動と異なり、命令を脳が行なわないので、大脳皮質の活動はあまり必要としない。随意運動でも反射運動でも運動指令は最終的に脊髄を通り骨格筋に伝えられ、筋収縮を起こすことで運動をする。
心拍や呼吸、また血圧の調整などは反射運動に含まれ、自律神経によってその活動が制御されている。運動発現の際には、身体の内部環境が運動発現に適するようこれらが自発的に調整されている。次に調節の仕組みについても触れてみようと思う。
目的が意図した通りに達成、観る人を魅了させる動作は「上手い」、「巧み」などと表現される。これは主に脳や神経の伝達の働き...