資料紹介

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第一設題　学校における各種指導(教科指導、生徒指導、進路指導、特別活動等)と教育相談(学校カウンセリング)の関連について論じなさい。
　今日の中・高生の多くは、彼らの成長・発達上の問題として、不登校・いじめ・非行・摂食障害など様々な問題を抱えている。また、仲間や両親、教師らとの関わりかたがよくわからず対人不安を抱いたり、感情を爆発させてしまう生徒なども増えてきていると言われている。このような問題を抱える生徒たちの心情をよく理解し、主として個別に適切な指導・援助を行い、彼らの健やかな成長・発達を支援する「教育相談」は、学校カウンセリングとも言われる。これからの学校では、これらの問題に取り組むべく、教育相談係の教師のみならず、すべての教師が教育相談活動もしくは、教育相談的な指導を実践することが求められている。
　中・高教諭の特性と在り方は、主に専門教科指導における教科指導をはじめ、社会人として自立していくことができる基礎的な知識・技能の形成援助や、カウンセリングマインドを持って、生徒たちと真心を持って接していくことにある。カウンセリングマインドとは、子どもたちの精神的苦痛や悩みを解決するだ...

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