佛教大学 S0104 教育方法学のレポートです。
第1設題(A評価)と第2設題(B評価)のセットです。
第1設題 OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。
第2設題 知識基盤社会において、教師が経験に基づきながら、自らの教育技術や判断力を高めるための効果的なICTの活用方法を考えなさい。とくに、教育の情報化や育成すべき人材像をふまえて、必要とされる教師力の視点から具体的に説明せよ。
ぜひ参考にしてください。
OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。
現代社会における学校教育は、学力の低下を問題視する傾向が非常に強い。小学校、中学校、高等学校の各校において教育改革が進められている。しかし、学力低下といった教育問題は教育現場において深刻さを増しており、世間や児童だけではなく教師においても混乱を招いているのが現状である。また、現代は「情報社会」として定着しており、教育現場も教科内容における知識は技術だけを教えるのではなく、これからの社会を生きていくのに必要な人間形成、すなわち「生きる力」の教育も求められている。PISAのポイントと分析結果をまとめ、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合とを比較し、今後の学習指導設計および評価方法について考えていく。
そもそも、OECD(経済協力開発機構)が行っているPISAとは、日本で言えば高校1年生を対象としたテストで、2...