聖徳大学通信教育部_保育科_発達心理学レポート【A評価】

閲覧数3,941
ダウンロード数28
履歴確認

資料紹介

課題:ボウルビィ(Bowlby)の提唱した愛着理論を説明し、愛着形成が発達に及ぼす影響について論じなさい。
評価:A

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

ボウルビィ(Bowlby)の提唱した愛着理論を説明し、愛着形成が発達に及ぼす影響について論じなさい。

愛着理論とは、イギリスの児童精神科医ボウルビィ(Bowlby.J.)により提唱された早期母子関係理論である。この愛着理論について説明し、愛着形成が発達に及ぼす影響について述べる。

愛着理論

アタッチメント―特別な他者との愛情の絆

アタッチメント(attachment、愛着)とは、ある特定の他者との間に形成される親密な愛情の絆のことをさし、子どもの社会性や対人行動の発達の基盤となるものである1)63頁。

愛着行動

 乳児は生得的に母親(養育者)の養育行動を解発する行動型(泣く・笑う・クーイング・注視・抱きつき・後追い等)を備えており、これらの行動型を愛着行動(attachment behavior)とよぶ2)26頁。また、愛着行動が発達する過程は以下の段階に区分される2)26頁。

第1段階:人物弁別をともなわない定位と発信(誕生~12週)

第2段階:1人(または数人)の特定の人物に対する定位と発信(12週~6か月)

第3段階:発信ならびに動作の手段による特定の人物への接...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。