聖徳大学 社会福祉学Ⅱ 第2課題 第3設題 と科目試験対策 (試験解答)

閲覧数2,558
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    社会福祉学Ⅱ 第2課題 第3設題「今日の社会で差別がなぜ起こるのか、社会福祉の視点からどのように問題をとらえ、解決したらよいか、具体的な問題を取り上げて論ぜよ。」
    と、科目試験対策になります。

    レポート評価:A
    評価内容:よくまとまっている
    科目試験評価:S

    参考文献
    福祉・医療における排除の多層性 藤村正之 明石書房 2010.10
    現代社会と福祉 精神保健福祉士、社会福祉士養成基礎セミナー編集委員会 へるす出版 2012.3

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第3設題

    『ハンセン病とともに 心の壁を超える』、『福祉・医療における排除の多層性』を読み差別や偏見問題についての私考。

    「差別」の特徴として、差別する側と差別される側の人間の意識には大きな差があり、差別している側はそれを「差別」だとは認識しない場合が多い。さらに、大衆が「差別」を行うと、ともすればそれは当然のこととして正当化されることもある。このように、差別は「差別する側」と「差別される側」の間の相互行為の中に生まれるものであるが、両者は同一の地点に立つことなく、その間には非対称性が存在する。「差別」とは「社会のあるカテゴリーにあてはまる成員を、本人たちの生きている現実とは無関係にひとくくりにして、価値の低い特殊なものとみなすことによって、彼らを蔑視したり、虐待したりすること」であると考える。

    ハンセン病患者たちは強制的に隔離され、自己決定の権限を奪われていた。当時は知識自体が不十分であり、強制隔離収容は法律で規定され、世間にとっての「当たり前」であった。ハンセン病の歴史において、断種や堕胎は患者にとって優生学などの理由から患者や国、そして子どもにとって「良いこと」と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。