日大通信、特別活動論分冊1(科目コード0943)の合格レポートです。参考資料としてお使いください(丸写しはご遠慮願います)。
課題内容
次の中から一問を選択し、番号に必ず〇印をつけて答えなさい。
一、課外活動の教育課程化の条件を示し、それに従って戦後の特別活動の歩みを略述せよ。
参考資料 日大特別活動論教科書
二、中学校における2008年改訂の「特別活動の目標」に言及しつつ、それに沿って「学級活動」の目標、内容、内容の取扱い上の留意点を論述せよ。
中学校における2008年改訂の特別活動の目標は『「望ましい集団活動」を通して,「心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り」,「集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こう」とする「自主的,実践的な態度を育てる」とともに,「人間としての生き方についての自覚を深め,自己を生かす能力を養う」』。とある。この特別活動の目標分析をすると、5つに分けることが出来る。
1「望ましい集団活動」
望ましい集団活動を実現していくことは特別活動のもっとも直接的な目標である。生徒が、学級集団、学級や学年の枠を超えて組織される集団などに所属し、その中で互いを理解しあい、高めあい、集団の目指すべき目標や集団規範を設定し、互いに協力しあって望ましい人間関係を築き充実した学校生活を実現していくよう援助することが必要である。
2「心身の調和のとれた発達と個性の伸長」
これは個人的な資質の育成として特別活動が達成すべき目標である。まず、一人一人が真の自己実現を目指すには、変化する社会の中で自ら学び自ら考える態度を育て、生き抜くための必要な資質を養うため、心身の調和のとれた発達を図ることが大事である。さらに...