Z1104、教育社会学1の科目最終試験6題セットです。
教科書の内容を、試験用紙の8割程度に収まるようまとめてあります。
試験勉強の一助としていただければ、幸いです。
参考文献:原清治『教育の比較社会学〔増補版〕学文社、2008年
Z1104、教育社会学1
○いじめ問題の国際比較を通して、その共通性と異質性について具体的に説明せよ。
○日本型の学歴社会の特質についてまとめ、学歴社会の今後の展望について述べよ。
○国際化する社会に対応した教育とは何かについてまとめ、そのために学校はどのように変わらなければならないのか説明せよ。
○学力低下の実態についてまとめ、その問題点を整理せよ。
○いじめの原因についてまとめ、それが学校だけの問題ではないことについて説明せよ。
○イギリス・アメリカ・中国からひとつを選び、日本の教育改革と比較し、それぞれの特徴を整理せよ。
○いじめ問題の国際比較を通して、その共通性と異質性について具体的に説明せよ。
日本と海外のいじめを比較すると、我が国のいじめが陰湿で見えにくいのに対して、海外のいじめは、男子の暴力的色彩が強いといわれる。一方、どの国でもいじめの力の強いものから弱いものへと向かう構図は、世界共通であるといわれている。ここではアメリカとイギリスの事例から国際比較を行ってみる。
アメリカにおいては、いじめを厳密には定義しておらず、日本のような目に見えない「陰湿」...