2013年 国際政治史第2課題 評価4

閲覧数1,682
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2013年 国際政治史 第2課題 評価4
     1929年から30年代初頭にかけて発生した世界恐慌について、論点を整理しつつ論述しなさい。
     世界恐慌とは、世界的規模で起きる経済恐慌のことであり、ある国の恐慌が次々と他国へと波及し、世界的規模で広がる事象である。通史的には、1929年に始まった経済不況を指し、大恐慌、世界大恐慌とも言われる。

     1920年代のアメリカ経済は、「永遠の繁栄」と呼ばれるほどの快進撃を遂げた。この快進撃を支えた要因は2つある。

     1つは、第一次世界大戦のヨーロッパの戦後復興需要である。戦争で疲弊したヨーロッパに対して、戦場にならなかったアメリカは、このあと世界経済の中心としての地位確立していった。

     もう1つは、アメリカ国内における都市化である。自動車が普及するにつれて郊外に都市が出現し、それが住宅需要を喚起した。また、ヨーロッパから帰還した兵士などが新しい家を購入するなど、住宅建設ブームが加速した。そして、都市と都市を結ぶ道路網が整備され、それが有効需要を生み出すとともに、自動車産業の追い風となったのである。

     こうした実体経済の繁栄を背景に、1920年...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。