政治学原論 分冊2

閲覧数2,170
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    課題
    政党の概念・機能及び政党システムの分析枠組について説明しなさい

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    政治学原論分冊2
    参考文献
    現代政党学―政党システム論の分析枠組み 
    ジョヴァンニ サルトーリ 早稲田大学出版部 2009/9/30
    現代日本の政党デモクラシー 中北 浩爾 岩波新書 2012/12/21
    政党を定義づける際の論点として、第1は綱領である。政党は他の諸政党から自らを識別し、その存在理由を明示するためにも独自の政策プログラムを掲げる必要がある。この政策プログラムこそが、政党を追求すべき目的である。また、綱領とは媒介的機能を有している。なかでも、利益集約機能と利益表出機能が重要である。
    利益集約とは、人々や集団の提起する個々の要求、利益を体系的な政策にまとめ上げて実行可能なものにする機能である。利益表出とは、非政治的レベルにある利益・要求を政治的レベルに表出させることである。利益集約と利益表出は画然と区別されるものではなく、相互に絡み合っている。利益表出は典型的には圧力団体によって遂行されるが、政党もまた日常活動などを通じて利益表出に関わっているのである。
    第2の論点としては選挙を通じての議席獲得である。政策を実現する方法は武力ではなく、多数派の形成であり、政策に対する大衆...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。