P6102 文学概論(テスト1-6)

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    資料紹介

    P6102 文学概論(テスト1-6)
    テキストや参考図書をもとにまとめたものです。
    テスト前に暗記し、無事パスしました。

    1.小説神髄』の「小説総論」を参考にしながら、吉田精一の『文学概論』の「詩」に基づき、詩とは何か、詩の分類、詩語と詩形について述べなさい。
    2.江戸時代までの小説の流れを押さえ、明治十年代の文学状況を踏まえたうえで、坪内逍遥が『小説神髄』を執筆した動機について述べなさい。
    3.芸術とはどのようなものであるべきかについて、『小説神髄』の「小説総論」で引かれている二人の何某の意見と坪内逍遥の意見の違いについて述べなさい。
    4.『小説神髄』の「小説総論」に基づき、文学と他の芸術作品とを比べた場合の特性、小説と他の文学作品とを比べた場合の特性について述べなさい。
    5.『小説神髄』の「小説の主眼」を参照しながら、小説の主たる目的について、人間の内面と外面からまとめ、小説家が心がけるべき事柄と、その目的についての坪内逍遥の意見をまとめよ。
    6.『小説神髄』の「小説の変遷」に基づき、神話とロマンスの関係、ロマンスとノベルの関係について述べよ。

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    1『小説神髄』の「小説総論」を参考にしながら、吉田精一の『文学概論』の「詩」に基づき、詩とは何か、詩の分類、詩語と詩形について述べなさい。
    詩とは、ある言葉の連なりが、色や形を道具として、叙情的な動きを作者の内面から生じるリズムによって、とらえられたもののことである。詩は、その性質にしたがって大きく三つに分けられる。第一が叙事詩、第二が抒情詩、第三が劇詩である。

    叙事詩(epic)は歴史的事件、英雄の事跡などを客観的に歌ったものである。また叙事詩は、古代伝説や民話などが集まって発達したものである。そのため、民族的性質や感情というようなものが、それぞれに反映されている。

    第二の抒情詩(lyric)が叙事詩と異なる点は、詩を主観的に歌う点である。叙事詩と同様に歴史的事件や英雄の事跡などが題材とされるが、その物語自体を歌うのではなく、その出来事によって起こった自己の感情を歌う。

    第三の劇詩(drama)は、叙事詩と抒情詩を総合したようなものであるとされる。過去に起こった出来事を舞台の上に再現し、舞台セットや役者を通して、今現在その出来事が起こっているかのように見せ、過去と現在の時を一つ...

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