道徳教育の研究(テスト1-6)

閲覧数1,435
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    Z1106 道徳教育の研究(テスト1-6)
    テキストや参考図書をもとにまとめたものです。
    テスト前に暗記し、無事パスしました。

    1.人間にとって道徳がなぜ必要なのか 
    2.道徳教育の意義について 
    3.欧米の道徳教育思想について
    4.第2次世界大戦以前の道徳教育について
    5.第2次世界大戦以後の道徳教育について
    6.生きる力の育成と道徳教育について述べよ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1「人間にとって道徳がなぜ必要なのか」 2「道徳教育の意義について」
    道徳とは、「ある社会で、人々がそれによって善悪を判断する規範」のことである。法律のような外的強制力はないが、人間としての生きる道であり、人それぞれの内面に存在するものである。以下では、この道徳教育の意義について、二人の哲学者の道徳教育観からみていきたい。
    *ドイツの哲学者であるI・カントは、「人間は教育によってだけ人間になることができる」という言葉を残している。カントによれば、人間は、はじめ「動物性」(生物としての人間)の状態にある。そこから教育を受けることによって、自律的・理性的に行動できる「人間性」の状態となる。そして最終的には、内なる良心に従い、道徳的に行動できる「人格性」の状態へと素質を展開させていくことを人間の到達目標としている。
    カントは人間の理性を求める。それゆえ、人間の自律的な教育、つまり、「道徳化」を求める。カントによる道徳教育の意義とは、動物的・他律的な自己から、自律的・理性的な存在へ、さらには自己を制御し、自己責任のできる人間へと展開していくことにある。
    一方、(イギリス経験論の流れを汲む)アメ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。