高評価を得た合格レポートです。参考にしていただければ幸いです。
「話すこと・聞くこと」の学習の意義について論じなさい。
現在、学習指導要領では「伝え合う力」の育成が示されており、領域Aとして「話すこと・聞くこと」を取り上げ、発達段階に即して話すこと・聞くことの運用力を伸ばし、学習や生活の中で活用し、意識的に自ら話すこと・聞くことの言語活動を習得するための指導の必要性を示している。低学年では「相手に応じ、身近なことなどについて、事柄の順序を考えながら話す能力、大事なことを落とさないように聞く能力、話題に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに、進んで話し合ったり聞いたりしようとする態度を育てる。」ことが目標で示され、言語活動例としては、事物の説明や経験の報告をしたりそれを聞いて感想を述べることや、グループと話し合って考えを一つにまとめること、対象や状況に応じて挨拶をしたり、知らせたいことなどを身近な人に紹介したりそれを聞いたりすることができることなどが示されている。中学年では「相手や目的に応じ、調べたことなどについて、筋道を立てて話す能力、話の中心に気を付けて聞く能力、進行に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに、工夫をしながら話したり聞いた...