佛教大学 W0360精神科リハビリテーション学第二設題

閲覧数1,656
ダウンロード数9
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

  • ページ数 : 5ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

評価B

設題「日本における精神科リハビリテーションの実践の中で、他の専門職と協働する場合、精神保健福祉士の視点から重要だと考えられる目標・課題について述べなさい。」

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

日本における精神科リハビリテーションの実践の中で、他の専門職と協働する場合、精神保健福祉士の視点から重要だと考えられる目標・課題について述べなさい。
 精神科リハビリテーションの実践において大切なのは、精神障害者の「全人間的回復」であり、精神障害者の主体性を尊重することである。主体性とは、自分の意思・判断で行動しようとする態度のことであるが、精神障害者はこのような主体性が欠如、あるいは後退していることがあるため、支援が必要となってくる。
精神障害者の主体性が全く欠如しているわけではない。主体性の後退は、精神疾患によるものもあれば、社会的入院などのホスピタリズムなどの影響を受けることもある。そして社会の差別偏見の目にさらされることで、自分自身を否定することもある。こういった中で、精神保健福祉士は精神障害者の主体性がないから代わりに決める、といった支援を行うのではなく、精神障害者本人が自己決定できるように支援し、その為の条件や情報を整備することが大きな目標である。
それを達成するために、精神保健福祉士は、精神障害者の地域移行・地域生活支援や、職域拡大と支援の多様化に伴う精神保健福祉士の専門...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。