ケルビンダブルブリッジの測定実験

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    資料紹介

    ・概要
    今回はケルビン・ダブルブリッジを使い、金属抵抗を測定した。銅などの金属棒の抵抗は非常に低く、金属棒を締め付ける金属と棒との接触抵抗などの抵抗値の方が大きく、10^-5[Ω]程度の抵抗は通常のホイートストンブリッジなどでは測定が出来ないからである。
    実験をするにあたって金属棒の両端をアセトン( )で数百回拭く。その後、乾くとアセトンの被膜が出来るため、それも数百回拭いた。同様に金属の固定器具も拭く。
    実験では、外部電源と検流計、金属棒をセットしてRs、Raitoが適正な組み合わせであったら、摺動抵抗Rを左右に動かすことで検流計の針も左右に触れる。その状態で検流計の針が動かなくなったとき、抵抗Xは となる。
    銅の理論値はl=50[cm]で断面積を考慮したとき83.65[μΩ]である。温度が20℃で無いとき、R= [Ω]と計算される。測定の結果、4回目の実験で誤差が30%を切る事が出来た。非常に疲れた。
    この実験において、より精密に金属の抵抗を測定するためには下準備が非常に大切だということがわかった。
    ・実験方法
    まず、ケルビン・ダブルブリッジが金属抵抗を精度よく測定できることを調べ、説明する。
    1.銅の棒の両端を、アセトン溶液をつけて数百回拭く、その後アセトン被膜を落とすために同じようにして数百回拭き取る。

    タグ

    レポート理工学電気電子実験

    代表キーワード

    理工学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    電気実験報告書
    ケルビン・ダブルブリッジを用いた
    低抵抗の測定
    実験日 5/8
    提出日 5/23
     
    概要
    今回はケルビン・ダブルブリッジを使い、金属抵抗を測定した。銅などの金属棒の抵抗は非常に低く、金属棒を締め付ける金属と棒との接触抵抗などの抵抗値の方が大きく、10^-5[Ω]程度の抵抗は通常のホイートストンブリッジなどでは測定が出来ないからである。
     実験をするにあたって金属棒の両端をアセトン( )で数百回拭く。その後、乾くとアセトンの被膜が出来るため、それも数百回拭いた。同様に金属の固定器具も拭く。
     実験では、外部電源と検流計、金属棒をセットしてRs、Raitoが適正な組み合わせであっ...

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