膀胱留置カテーテル
目的…膀胱内に尿を留置させず、失禁せずに持続的に排尿する経路を確保する。
適応…一時的な導尿よりも患者のQOLが向上すると考えられるあらゆる場合に実施する。
前立腺肥大や腫瘍による圧迫で、閉尿など尿路に通過障害がある患者
下腹部、陰部の手術後で、尿による手術創の汚染を予防したい場合、
尿失禁による褥瘡誘発や悪化の予防、
頻尿などによって排尿動作が負荷になり、全身の安静や手術創の安静が阻害される場合、
体液バランスを厳密に管理する必要があり、時間尿量を正確に把握する目的 など
膀胱留置カテーテル留置中の管理
○尿の性状に異常はない?
肉眼的な血尿が見られる:...