国文学講義Ⅵ(現代)分冊2

閲覧数1,585
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    昭和20年代の文学状況について要約し、具体的にその特色を作家(作品)をあげて説明しなさい。
    ポイント →・昭和20年代の時代性・戦後派文学の台頭・民主主義文学の特性
    キーワード →・戦前の既成作家への批判・新しい思想・女性解放への道(男女平等)・戦後批評の展開
    参考文献 →昭和20年代を解説した各種文献

    参考程度にどうぞ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平成25・26年度 国文学講義Ⅵ(現代) 分冊2
     昭和20年代の文学状況について要約し、具体的にその特色を作家(作品)をあげて説明しなさい。
    ポイント →・昭和20年代の時代性・戦後派文学の台頭・民主主義文学の特性
    キーワード →・戦前の既成作家への批判・新しい思想・女性解放への道(男女平等)・戦後批評の展開
    参考文献 →昭和20年代を解説した各種文献
     昭和二〇年代の文学は、『近代文学』の同人達による、戦前の既成作家への批判から始まった。戦後、昭和二一年一月創刊の『近代文学』の同人達(近代文学派)である、本多秋五・平野謙・山下静・埴谷雄高・荒正人・佐々木基一・小田切秀雄らは、多くが戦前のプロレタリア文学運動の末端にいたが、戦時中の経験をとおして、文学の自律性を訴えることの大切さを主張し、「戦争の責任問題や主体性の問題」を提起した。「近代文学」派の小田切秀雄らは、戦争にまるごと巻き込まれた四〇代文学者である戦前の既成作家への批判を行い、昭和一〇年代に活躍した作家達の戦争責任を厳しく追求した。
     そんな中、満州事変以降一五年にわたる戦争と抑圧、敗戦直後の混乱した社会風俗の解放感から、人...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。