試験対策用として要約しています。
よろしければご参考ください。
保育内容総論
設題①
生きる力の基礎をはぐくむ保育内容の展開について、保育者の役割を踏まえて述べてください。
まずは、「子どもの主体的な活動が十分に確保されていること」が挙げられる。その為には、子どもと保育者との間にあたたかな信頼関係が築かれていることが必要である。何故ならば子どもの「挑戦したい」「自分でやりたい」という意欲は、信頼する大人に自分の存在を認めてもらい、愛され、支えてもらっているという実感が基盤にあってこそ育つものだからである。保育者は、子どもの自発的な活動を促せるよう、人間関係や環境の配慮に留意することが必要である。
主体性を育むうえで忘れてはならないのが、「一人ひとりの育ちを大事にする」ということである。月齢の違う乳幼児期の子どもは成長の個人差が激しく、また家庭環境も生活体験も異なるため、興味や関心の持ち方はそれぞれ違う。保育者は一人ひとりの特性をしっかりと捉え、個々の子どもらしい見方・感じ方・考え方を大切にしながら、発達の課題に応じた援助・指導をすることが求められる。また、子どもの内面を含めた発達状況を深く理解していくためには、まずは子どもと関わっている自分...