<2013>(明星大学)【初等算数科教育法】[PB2130]1単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育における2013年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
    ○講評
    1.速さは、子どもにとって理解の難しい量です。速さはどのようにつくられているのかを、単位量あたりの考えから子どもが具体的に考察できる活動がポイントとなります。2.は、単位時間あたりに入れることのできる水の量をまず考えてみることがポイントです(速さと同じ考え方)。3.は、切り上げ・切り捨て・四捨五入の場合で考えて、実際の大きさに近いものを比べてみましょう。

    よくできています。これからもがんばって下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初等算数科教育法

    1単位目

    ○課題

    1.速さの概念を理解させるための算数活動として扱うよい指導法について述べよ。

    2.次の文章題の特徴について述べ、この解決案を示せ。

      「タンクに水を一杯入れるのに、Aの管だけでは36時間、Bの管だけで入れると24時間かかる。AとBの管を同時に使うと何時間かかるか」

    3.概数の指導で必要な位や、けた数を示すには、どのように表現したらよいか。具体例「26945」を例に使って㋑「百の位までの概数」と㋺「上から2ケタまでの概数」を述べよ。
    1.速さは、「時間」と「距離」など異種の2つの量に関係する量である。「速さ」の学習における具体的な指導法として、以下のような例題がある。
    図1の①では、同じ距離でA君が早く着いたので、A君のほうが速い。②では、一定の時間内に距離を多く進んだB君のほうが速い。③は距離や時間がはっきりしていないのでわからない。このことから、距離と時間をはっきりさせる必要があることがわかる。

     そこで、次に図2を見てみると、1秒あたりに進む距離は、A君96÷12=8、B君49÷7=7であるから、A君は1秒間に8m、B君は7m進む...

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