<2013>(明星大学)【初等教育相談の基礎と方法】[PB3100]1単位目

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資料紹介

明星大学通信教育における2013年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
○講評
<今後に向けてのアドバイス>
心理相談では、カウンセラー:クライアント=1:1が原則であるのに対し、教育相談では、教師:児童(家庭)=1:多である構図の違いが重要なポイントになります。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

初等教育相談の基礎と方法

1単位目

○課題

 ①カウンセリングの3原則を述べたうえで、カウンセラーとは異なる教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。

 ②保護者との面談および子どもとの関わり方に関する基礎的な技法・考え方を述べなさい。
①まず、カウンセリングの3原則について述べる。それについて、アメリカの臨床心理学者であるカール・ロジャーズは、「真実さ」「受容」「共感」の3つを提唱している。このロジャーズの『来談者中心療法』は、現在でもカウンセリング法として広く利用されているが、上記の3つの中でも特に「真実さ」が、一番大切な要素であると述べている。彼の技法の最大の特徴は、『非指示的療法』であることからも分かるように、「真実さ」とは、カウンセラーが来訪者のありのままの真実の感情・考えを心に留め、必要ならばそれを来訪者に伝えることを意味している。つまり、カウンセリングとは、無批判にただ相手を受け入れるだけの受身姿勢ではなく、積極的に関わりながら話を聴くことが重要なのだ。

 次に、上記を踏まえた上で、カウンセラーとは異なる教師の行う教育相談の目的・内容・特徴について述べ...

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