高等学校地理歴史科の指導過程について

閲覧数1,522
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    現実の社会で起こりうる様々な社会問題の解決のためには、 生徒の意思決定能力の育成が大切であり、それが高等学校地理歴史科の重要な目標の一つである。生徒が合理的な意思決定ができるようになるためには、教師によって問題解決に関連した適切な事実や価値観の提供や、それを理解するための工夫された指導や助言が必要である。
    適切な情報と明確な価値観に基づく意思決定能力は有能な成人の証拠であるが、それは自動的に習得するものではない。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    地理歴史科の学習指導過程
    現実の社会で起こりうる様々な社会問題の解決のためには、 生徒の意思決定能力の育成が大切であり、それが高等学校地理歴史科の重要な目標の一つである。生徒が合理的な意思決定ができるようになるためには、教師によって問題解決に関連した適切な事実や価値観の提供や、それを理解するための工夫された指導や助言が必要である。
    適切な情報と明確な価値観に基づく意思決定能力は有能な成人の証拠であるが、それは自動的に習得するものではない。しかし地理歴史科の学習指導において、生徒が意思決定能力を十分に身につけることは、たんに情報を受動的に受け入れるだけでは困難である。生徒がそのような能力を獲得するためには、積極的に未解決な社会問題に試行錯誤的に解決を図ったり、自分なりの解決策を工夫したりすることが必要だといわれている。
    そして、その段階において教師による適切な事実や価値観の提供や、工夫された指導や助言が必要なのである。
    したがって、高等学校の地理歴史科担当教師は、生徒が合理的に意思決定能力を習得できるように援助していくという重要な使命をおっているのである。
    生徒の意思決定能力を育成するた...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。