高齢者に対する支援と介護保険制度

閲覧数2,600
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会福祉科通信教育のレポートです。文字数は1600字程度。
    高齢者虐待防止法の概要と高齢者虐待防止に関する実態について説明しています。
    参考までにどうぞ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    近年、世界一の長寿国となっているわが国ではあるが、高齢者世帯の増加や核家族化など、家族員の減少が家庭内介護を著しく低下させている。こういった問題を踏まえ、社会全体で要介護者や介護者を支えていく仕組みとして介護保険制度が施行された。しかし、新しい制度が確立され、高齢者を取り巻く環境がクローズアップされてくると、今まで見えにくかった高齢者の実態が明らかとなり、様々な課題が出現している。

     そのなかでも昨今、高い関心を集めているのが高齢者虐待の問題であり、20 04年には厚生労働省が「家庭内における高齢者虐待に関する調査」を、その他自治体や関係機関においても、高齢者が生活する在宅や施設に対する調査が行われている。

     それらによると、高齢者虐待が起きる原因として、家庭内では介護疲れやストレス、また人間関係の歪みなどが挙げられ、施設等では、人員配置や長時間労働のストレスなど、環境面での問題が多く挙げられた。また、虐待の種類としては、心理的虐待や介護・世話の放棄、身体的虐待が上位を占めたが、重複例も多数あった。そして被害者の約8割が、認知症高齢者であることや、約5割の加害者に虐待しているという...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。