社会福祉科通信教育のレポートです。文字数は1600字程度。
保健医療における専門職の役割や機能について述べています。
また、「インフォームドコンセント」の意義についても述べています。参考までにどうぞ。
保健医療サービスに関係する国家資格として、医師・歯科医師・薬剤師の3つの専門職だけは高卒のうえに6年間大学での養成期間が必要となっている。最近は、医療の高度化
・多様化や医療関係職種の質の向上などの観点から4年制大学での養成も行われており、保健師・助産師の養成定員数の伸び率が増えている背景には、4年制大学における看護師
・保健師の教育コースの登場がある。
看護職の養成には、准看護師について中卒2年と中卒3年の養成課程があり、准看護師養成のうち、90%が中卒2年修業の専修・各種学校での養成である。しかし、教育年限で高卒4年修業の大卒の看護師とのギャップが存在するため、看護業務の多様性や質の担保
・向上のうえで、その養成のあり方を検討する必要がある。
また、人口の高齢化、介護保険制度の創設などによってリハビリテーションの需要が増大しており、理学療法士(PT)、作業療法士(
OT)、言語聴覚士(ST)などの入学定員はこの10年間で倍増している。
わが国の保健医療サービスの伝統的な専門職種が、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師である。特に、あん摩マッサージ...