B判定。
自立支援とは、介護保険法においても、障害者自立支援法においても、2つの自立支援の考え方が並存している。ひとつは、古典的な医療、リハビリテーションモデルに基づく自立支援であり、残存能力の維持・改善をし、できる限り支援を使わなくてもよくなることという考え方。もうひとつは、自立支援モデルに基づく自立(生活)支援で、本人が希望する本人らしい地域生活の支援を、支援(サービス)を使って地域社会でさまざまに活動・参加する社会的自立という考え方である。
前者の医療・リハビリテーションモデルに基づく自立支援では、筋力アップトレーニングを重視するだけの自立の考え方に重きがあり、むしろ体力測定で成果のない対象者を...