佛教大学 通信教育課程
「国語科概論」の第1設題の2016年度の合格レポートです。
評価はA判定でした。
参考文献「国語教育の新常識:これだけは教えたい国語力」
【タイトル】
適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的関与」の観点から考察して述べなさい。
【所見】
物語を読むときには、主体的関与は学習の後段に行われることが多いですが、作文を書くときには、題材を集めることそのものが主体的関与であると言えます。
この資料をレポート作成の参考にして役立てて頂きたいと存じます。
2012年度から酷似しているレポートを判別できるシステムが導入されたので、本レポートをそのまま提出することは避けたほうが賢明です。
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よかったらそちらも是非参考にしてください。
適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的関与」の観点から考察して述べなさい
本レポートは基盤的言語力、文脈的言語力、主体的関与の3つの観点から述べる。まずは、基盤的言語力である。国語力を考える場合、まず、「話す・聞く」「書く」「読む」というすべての力をさせるのが「基盤的言語力」がある。最初に挙げるのは、文字や表記に関するきちんとした能力の習得である。言うまでもなく、文章を読んで何らかの情報を理解するためには、通常、文字をもとに言語情報を入力することが必要となる。文字が一通り読めることと、すらすら読めるということとの間には、実は大きな違いがある。私たちは文字を読む場合、一字一字を細かく積み重ねるような読み方をしているわけではありません。語のまとまりとして読んでいる。そして、まとまりとして読む場合、大体のところで、「予想もしているのです。子どもたちがある程度慣れてきた場合は、逆に少し予想はできるようになるのですが、こんどは的確な予想ではなく、思い込みで当てはめてしますような読み方になることがあります。この例で言えば「~といったように」と書いてあるのに、「~というよう...