システム設計(オブジェクト指向モデリングに関して)

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    「オブジェクト指向モデリングに関して」
     オブジェクト指向モデリングとは、システムとその要件を表現(モデリング)することをさす。
    オブジェクト指向パラダイム

     オブジェクト指向のパラダイムは、キーとなるいくつかの概念に基づく。これらの概念によって、私たちの周りの世界を捉えることが可能になる。

     一般的な概念のことをクラスと呼び、一般的な関係のことを関連と呼ぶ。また、具体的な情報を表現することもでき、具体的な概念のことをオブジェクトと呼び、具体的な関係のことをリンクと呼ぶ。

     オブジェクトにはライフサイクルがあり、そのライフサイクルの中で何かを知っており、何かを行うことができ、他のオブジェクトと通信できる。これをあわせて特性と呼ぶ。特性は、大きく分けて、属性と操作に分類できる。

     属性はオブジェクトの知っていることを指し、属性は基本的にデータを表す。クラスは属性を定義し、オブジェクトはその属性に対する値(属性値)を持つ。

     オブジェクトが行うことのできることを、操作と呼び、何らかの処理を表します。ある操作についてオブジェクトが具体的に処理を行う方法のことを、操作のメゾッドと呼ぶ...

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