骨粗鬆症

閲覧数1,744
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    骨 粗 鬆 症 の 病 態 と 日 常 生 活
    はじめに
     骨の量が減り,弱くなることは,昔は加齢現象として当たり前と考えられていましたが,近年,「骨強度の低下により,骨折危険性が増加した状態」を骨粗鬆症と定義し,骨密度を中心とした診断方法が確立され,各種治療薬が開発
    されてきています.骨折すると,QOLは著しく低下し,寝たきりの原因となり,生命予後にも悪影響を及ぼすことが知られています.
    基礎知識
    1.骨粗鬆症の原因
     骨粗鬆症の原因は多岐にわたっていますが,大きくは原発性骨粗鬆症と続発性骨粗鬆症に分類されます.また,遺伝要因と食事・運動・喫煙・アルコールなどの生活習慣が大きく影響することが知られています.
    A-原発性骨粗鬆症
     原発性骨粗鬆症では,更年期のエストロゲン減少により骨形成と骨吸収のバランスが崩れることが知られています.
    B一続発性骨粗鬆症
     続発性骨粗鬆症の原因としては,ステロイド服用,関節リウマチ,糖尿病,慢性腎不全,内分泌疾患などが知られています. とくにステロイド性骨粗鬆症は重大な問題で,ステロイド内服症例は通常より高い骨量で骨折すること,プレドニゾロン2.5mg...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。