教育心理学の合格レポートです。
1単位目 ピアジェ
2単位目 コールバーグ
教育心理学レポート課題
1単位目
ピアジェの発達論にもとづいて、子どもの思考の発達について述べなさい。
2単位目
コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの道徳性の発達について述べなさい。
1単位目
スイスの心理学者ピアジェの認知発達論に基づいて、子どもの思考の発達について考えたい。人は新たな事柄に出会ったとき、今までのやり方を用いて、それを情報として取り入れようとする。また、既存のやり方では対応出来ない場合、外界に合わせて自分のやり方を変化させる。ピアジェは前者を同化、後者を調節と呼び、これらによって認知の枠組み(シェマ)が変化していくと考えた。すなわち、知的機能の発達を子どもが環境に適応していく均衡化の過程としてとらえた。また、ピアジェは行為が思考に内在化したもの(操作)の種類に注目した。そのシェマや操作が大きく質的に変化する年齢に注目し、子どもの発達段階を①感覚-運動期(0歳から2歳くらいまで)、②前操作期(2歳くらいから6歳くらいまで)、③具体的操作期(6歳くらいから10歳くらい)、④形式的操作期(12歳くらい以降)の4つに分類した。
感覚-運動期では、子どもは目の前に...