[日大通信]貿易論 分冊1 合格レポート

閲覧数2,127
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     1、経常収支に含まれる4つの項目について説明する。
     経常収支は、貿易収支・サービス収支・所得収支・経常移転収支の4つからなる。
     貿易収支は目に見える商品の輸出額と輸入額の差であり、2008年、09年ともに約4億円の黒字であるが、08年に比べて09年は輸入額、輸出額ともに大きく減っている。これは08年秋に起こったアメリカ発の金融危機と、それに続いた世界的な不況の影響である。
     サービス収支は目に見えないサービスの取引を集計したもので、運輸・金融・保険・観光・通信・特許料・法務相談・タレントの興行収入などが含まれる。サービス収支は2008年、09年共に約2兆円の赤字であり、これは日本のサービスの輸入額が輸出額を上回っていることを意味する。特に旅行収支が大幅赤字であり、日本からの海外旅行者が日本に来る外国の居住者よりもはるかに多く、この状況が長年続いている。
     所得収支は利子や配当などの受払いの勘定である。日本の所得収支は2008年が15兆円の黒字、09年は貿易収支と同様に世界的な不況の影響を受け3億円以上減少し、12兆円の黒字となった。どちらの年も外国からのお金の受領が外国への支払い...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。