S0106、教育社会学 第二設問、A判定

閲覧数1,315
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 S0106教育社会学 第二設問です。
    教科書に沿って、まとめました。
    参考にしてください^^

    ◆所見 (一部)
    学力低下やゆとり教育の背景に、階層間格差や社会的不平等との関係があることについて正確に理解できています。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べてください。
    近年、学力低下が問題になっている。OECDが2003年に世界各国の生徒を対象に実施した学習到達度調査で、2000年の同じ試験に比べて日本の順位が下がったことを受け、マスコミが「ゆとり教育」による学力の低下を批判し始めたことがきっかけである。それまでの隔週休2日を完全週休2日制にし、年間授業時数の削減や教科内容等の削減、総合的な学習の時間の増設など、ゆとり教育を実施したことを受け、これにより学力が低下したと世間に広まった。大学では少子化により大学の定員割れが起こり、今までは学力の面で大学に入れなかった学生が、低い学力であっても大学に入りやすくなり、学生全体の質が低下するなどの影響も出てきた。この学力低下をめぐる議論には、いくつかのタイプがあり、ここでは4つの類型を設けて整理する。

    タイプ1:「国家・社会の観点」から「ゆとり教育」に肯定的なもの。現代の教育問題の原因は、教育過剰にあるという見解である。政府の支給すべき公教育には適正規模があり、それを超えると望ましくない事態...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。