障害児心理学(教職課程) 第2課題 評価B

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    資料紹介

    ・課題
    知的障害児と発達障害児の特性に関し、共通点と相違点を述べなさい。

    ・筆者コメント
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    第2課題第1設題
    文部省によると知的障害とは、「記憶、推理、判断などの知的機能の発達に有意な遅れがみられ、社会生活などへの適応が難しい状態」をいう。さらに我が国では、1978(昭和53)年の文部省の通達から、度合いにより次のように分類されている。①軽度(IQ51~75)。②中度(IQ36~50)。③重度(IQ35以下)。

    次に発達障害は、発達障害者支援法で「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されている。

    このように、両者にはそれぞれ定義があるが、特性に共通点があることから、違いがわかりづらいことがある。よってここでは、知的障害児の特性から発達障害児のもつ特性との共通点・相違点を考察する。 

    Ⅰ「自閉症」知的障害児の言語発達は健常者に比べて遅く、もっとも困難であることが理解能力発達の研究によってわかっている。この共通点として「自閉症」にも遅れがみられる、語彙が少ないことが挙げられる。ただし、知的障害児(軽度・中度)が会話によるコミュ...

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