障害児心理学(教職課程) 第1課題 評価A

閲覧数2,649
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ・課題
    ICFモデルの基礎としてのICIDHモデルについて、具体例をあげて説明しなさい

    筆者コメント
    返却に、提出から2か月かかりました。早めに出すことをおすすめします。

    ・講評
    大変わかりやすく書けています。ICIDHを充分理解してこそ、ICFの重要さがわかります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題第1設題
    ICIDH(1980)とは、障害に関する統計・研究・臨床実践・障害福祉政策の立案・評価、市民啓発のための有効手段の開発を目的に、WHOが制定した国際障害分類である。この発表は、「国際障害者年」を翌年に控えていたこともあり、各方面に大きな影響を与えたことでも知られている。ところが、発表当時は画期的と評価されたものの、やがて「医学モデルである」といった批判が出るようになり、新たにICF(2001)が採択された。こうした流れにより、ICIDHは表舞台から退場したように見えるが、ICFを理解し、補うためにもその範囲・内容を理解しておくことが必要である。 

    よってここでは、ICIDHモデルについて、具体例をあげて説明を試みる。そのためにまず、ICIDHモデルについて簡単にまとめる。

    ICIDHモデルでは、「疾病(Disease)→機能障害(Impairment)→能力低下(Disability)→社会的不利(Handicap)」と提示している。具体的には順に、「①個人の内部におけるなんらかの異常・病因が身体の構造や機能変化をもたらすもの、②器官レベルにおける心理的・生理的・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。