貿易論(分冊Ⅰ) 合格リポート

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    資料紹介

    報告課題集における、分冊1(日本の経常収支に関する問いに全て答えなさい)についての合格リポートです。 私の文章でまとめたものですので、あくまで参考程度のご使用でお願いします。丸写しをして不合格となったとしても、こちらは責任を負いかねます。

    参考資料:『入門・国際経済学』「石井、清野、秋葉、須田…他」【有斐閣】(1999.12)
         『入門 国際経済』「中北徹」【ダイヤモンド社】(2005.5)

    返却時講評:
    問3の「貯蓄・投資バランス」はもっと詳しく説明すべきですが、それも含めて設問で言及すべきとして三点を全て説明していますので、合格です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    貿易論Ⅰ
    課題:日本の経常収支に関して、四つの問いに答えなさい。
    本文:
     現代の多種多様な世界経済において、取引の全体像や経済活動の大きな方向性を正しく理解するため、国境線を超えて行われた取引を一定の基準に基づいて一枚の表として集約されたものが「国際収支表」である。「国際収支表」の構成要素の一つである「経常収支」は、四つの項目から成り立っている。
     一つ目は、「貿易収支」である。これは、目に見える商品の輸出額と輸入額の差を指す。日本における2008年の貿易収支額(輸出額は77.3兆円、輸入額は73.3兆円)と2009年の貿易収支額(輸出額は50.8兆円、輸入額は46.7兆円)は、共に4兆円ほどの黒字にあるものの、双方の輸出入の額は大きく変わっていることがわかる。
     二つ目は、「サービス収支」である。これは、目に見えないサービスの取引を集計したもので、運輸・金融・保険・観光・通信のほか、特許料、法務相談、タレントの興行収入など、幅広い項目が含まれる。日本のサービス収支額は、2008年も2009年も大幅な赤字に終わっている。
     三つ目は、「所得収支」である。これは、利子や配当などの受け払...

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