明星大学-教職入門(2単位分)

閲覧数2,620
ダウンロード数37
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    教員養成の歴史について論述せよ
    教職の専門性について論述せよ
    現代の教員に求められるものについて論述せよ
    教職者に求められる教育愛について論述せよ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1単位目

    参考文献「第2版 教師論」森下恭光 編著 明星大学出版部 2010年度~

    ①教員養成の歴史について論述せよ
     我が国の近代学校制度に伴う教員養成は、明治5年の学制に始まる。学制は、師範学校の教員養成諸学校によって小学校教員を養成することを規定した。師範学校は、東京を始め、明治9年までに全府県に設置された。また、教育理念として小学校教師心得を規定したが、整備は十分でなかった。教員需要が高まり、教員養成も限界が見え始めた明治14年には、小学校教師心得に代わり、小学校教員心得が公布され、儒教主義による道徳教育に急展開へと大きく変化した。

    明治19年に師範学校令が公布され、当時の文部大臣森有礼が中心として、服務義務年齢を延長させ、学資支給制を明確にした。また、全寮寄宿舎制を前提したものとなり、軍隊式で厳しい生活規律が適用された。しかし、画一的生活が求められるために個性の発揮が阻害され、自主や自立に対し、無気力な教員を養成する結果になった。さらに、明治33年に独立の女子師範学校が3校設置されることで明治40年には19校となり、時代の変遷や社会事情、教育事情に伴い、師範学校の理念・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。