明星大学通信
000454 教育課程論 テスト対策 模範解答
参考文献 「現代教育課程入門」
著者:鯨井俊彦・青木秀雄・林幹夫 出版社:明星大学出版部 出版年:2009年
大問1題の提示が続いています。(2013年6月現在)
2009年以降配本済テキスト、2008年以前の配本済テキストで問題が分かれています。
この資料は、2009年以降配本済テキスト対応問題のものです。
「戦後の学習指導要領の変遷をふり返ってみるとき、次のような特徴があったことが分かる。すなわち、教育の生活化→教育の系統化→①教育の科学化→②教育の人間化→教育の個性化→教育の統合化がそれである。上述の特徴のうち、下線を施した①②を取り上げて、それぞれのもつ特徴とその問題点について詳しくまとめなさい。」
「昭和22年度版、26年度版の学習指導要領にあらわれたカリキュラム改革の特徴についてまとめなさい」
「戦後の学習指導要領に示された試案や告示のもつ意味と違いについてまとめなさい」
「ブルーナーによる学問主義、専門主義、構造主義の意味について」
「絶対評価と相対評価それぞれのよい点と問題点について」
「教科書の持つ教育的意義や機能についてまとめなさい」
教育課程論
「戦後の学習指導要領の変遷をふり返ってみるとき、次のような特徴があったことが分かる。すなわち、教育の生活化→教育の系統化→①教育の科学化→②教育の人間化→教育の個性化→教育の統合化がそれである。上述の特徴のうち、下線を施した①②を取り上げて、それぞれのもつ特徴とその問題点について詳しくまとめなさい。」
教育の科学化の特徴として、科学的な概念と能力の育成ということである。具体的な内容として、4点あげることができる。
①小学校の教育は、人間形成における基礎的な能力の伸長を図り、国民育成の基礎を養うものであることを基本理念とする。
②望ましい人間形成の上から調和と統一のある教育課程の実現を図る。すなわち、基本的な知識や技能を習得させるとともに、健康や体力の増進を図り、正しい判断力や創造性、豊かな情操や強い意志の素地を養い、さらには、国家および社会についての正しい理解と愛情を育てる。
③指導内容は、義務教育9年間を見通し、小学校段階として、有効適切な基本的事項を精選する。この場合、特に、時代の進展に応ずるとともに、児童の心身の発達段階に即するようにする。
④地域や学校の実...