土の一軸圧縮試験の結果をまとめた例、あるいは資料です。レポート作成の参考にどうぞ。
※模写を防ぐために実験で得た圧縮数値の表はありません。
土の一軸圧縮試験
1.実験目的
自然状態での地盤の中から外力を受けていない状態で自立している採取した土に対して拘束圧が作用してない状態で圧縮し、その土の乱さない粘性試料を用いて、不撹乱試料における一軸圧縮強さを求め、非排水せん断強さSuを推定する。主に乱さない粘性土を対象としているが、練り返した試料、または締め固めた土、砂質土などの自立する供試体にも適用可能である。
2.実験機材
2.1 一軸圧縮試験機(図1)
①圧縮装置:供試体高さ15%まで圧縮ひずみを一定速度で連続的に与え得る機器。
②変位系:供試体の高さの±0.1%の許容差で圧縮量が測定でき、測定範囲が20mm
以上、最小目盛りが1/100mmの変位計、またはこれと同様以上の電気式
変位計とする。
③荷重計:供試体の最大圧縮力の±1%の許容差で測定できるプルービングリングまた
は電気式荷重計とする。
図1.試料土と試験機のセット
1
2.2 供試体作製用具
①トリマー:試料を円柱形に形成できるもの。
②マイターボックス:二つ割りで両端が平行かつ軸方向が直角...