広範囲から、かなり細かいところまで問われる科目修得試験。過去問をご覧になって青ざめた方も多いのではないでしょうか。過去問の分析をしてみると大事な問題は何度も狙われてますし、重点をしぼることは十分に可能なようです。効率的な対策方法を記述しました。
(日大通信) 発達と学習(教育心理学)科目修得試験
とにかく範囲が広く、時に急角度からの出題がある。「認知発達に関するピアジェの理論とは?」など知らなければ白紙で出さなければならないような問いがある。人物名のみの出題もありうる。「ソーンダイクとケーラーの見解の違いは?」と聞かれて、その前にどちら様でしょうか、と答えたくなるような問題も出題されている。
この科目の確実な攻略に向けて、いくつかの観点から見ていきましょう。
一つ目。出題の読み
大問は二つでそのうちのどちらかは確実に以前出題されている、というルールが
あるようです。(掘り返せば2問とも出題されているのかもしれませんが、そこまで確認できませんでした。)ということは、まず一通りテキストを読んでおくというのは必須です。興味深い内容ばかりだし教員採用試験でも必要な知識なのでそこはがんばりましょう。あとは過去問を参考に何を書くか考えておきます・(内容に関しては網羅的に後述させていただきます。)
二つ目。人物名からすぐに何をした人か浮かぶようにしておく。すべて覚えるのは非常に大変なので主...