【明星大学通信教育学部】
教育心理学 2単位目の合格レポートです。みなさんの学習の参考資料としてお役立てください。
このレポートの課題は、以下の通りです。
○課題
コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの道徳性の発達について述べなさい。
『教育心理学の最先端―自尊感情の育成と学校生活の充実―』荒木紀幸編(あいり出版) 2011 年度~
【明星大学通信教育学部】
教育心理学 2単位目 合格レポート
○課題
コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの道徳性の発達について述べなさい。
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子どもの道徳性の発達はどのように進んでいくのか。アメリカのローレンス・コールバーグは、道徳性の発達は、道徳的葛藤により不安定な状態に置かれたとき、その状態を解決するために、自らが行う自己調整によってより高い思考へ調節され達成されると考えた。そして、様々な年齢の子どもたちに道徳性の発達についての実証的研究を行い、「三水準六段階の道徳性発達段階」を提唱した。コールバーグによると、段階の移行には個人差はあっても、個人の道徳的判断レベルは一貫しており、文化による違いはないと述べ、高次の段階の思考は、低い段階の思考を包括し、各段階の順序が入れ替わることはなく、また他者が持つより高次の段階の道徳的判断にふれることによって、子どもの道徳性の発達を刺激し促進させることができるのだという。それでは、コールバーグが提唱した...