食料自給率を改善すべきだ

閲覧数1,298
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.はじめに

     (1)はじめに

     食料自給率は,近頃メディアで取り上げられることもあまり目にしないため身近なテーマではないうえに,いま日本は震災や不況で課題だらけの日々を送っている。そのため軽視されがちな問題かもしれないが,現在の日本の食料自給率は以前の年代や諸外国と比べて極めて低い状態であり,目を背けてはならない事態となっている。まずはこの現状を詳しく知り,そして改善をはかることが必要とされている。

     この論文では食料自給率についての説明を行い,現状を知り,そして我が国の政策を見てみるとともに,消費者として出来ることを考えていく。

    (2)食料自給率の種類

    農林水産省(2012)によると,食料自給率には品目別自給率,総合食料自給率,飼料自給率の3種類がある。品目別自給率とは,=国内生産量/国内消費仕向量に(=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(または+在庫の減少量))という算出式によって各品目における自給率を重量ベースで算出したものになる。総合食料自給率とは,食料全体における自給率を示す指標として,供給熱量(カロリー)ベース,生産額ベースの2通りの方法で算出する。畜産物...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。