R0712 社会学概論 第2設題 多文化共生社会の現状および問題について述べよ(A評価)

閲覧数2,142
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2設題 多文化共生社会の現状および問題について述べよ
                   序
     多文化共生社会とは、経済のグローバル化が進み、人の国際移動も活発化する中において、自国とは異なった文化を持った人々とお互いの文化的背景を尊重しながら、共に生活していく社会をいう。それらは、政策面において適切な対応が期待される問題も多くあるが、検討すべき重要な課題も多くある。そのためには、認知構造の面や、歴史的背景からも見ていく必要がある。本論においては、まず国民国家と地域、民族問題、移民問題を日本社会と諸外国の事象から概観し、最後に多文化共生社会の現状および問題について述べることとする。
                  本論
    ①国民国家と地域、民族問題
     国民国家とは、「国境線に区切られた一定の領域から成る、主権を備えた国家でその中に住む人々が国民的一体性の意識(ナショナル・アイデンティティー)を共有している国家」である。ナショナル・アイデンティティーは、はじめからみられる訳ではなく、領域内に居住する多様な要素を統一して国民に形成していくためには、さまざまな方法があるが、中でも重要な役割を果たすのが...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。