A評価 3500字 参考文献もよいと所見あり。
参考資料 ベーシック現代心理学 子安増生 他
幼児期 岡本夏木
発達障害・支援センターHP
象徴機能の発生について説明せよ。また教育との関連で大切な点を説明しなさい。
象徴とはその物とは別のものを代わりに示すことによって間接的に表現することである。
象徴機能が発生すると子どもは、「見立て」を行うことが出来るようになってくる。見立ての具体例は長方形の箱を「ガアン・・ごォン」と言いながら時々箱を止め「プシュー」という箱を電車に見立てた遊びである。この遊びには目の前には無い電車をイメージし、箱を電車に見立て、電車の動きを(経験に基づくもの)再現しているのである。
象徴機能が発生するまでに子どもは生まれた時から(正確には受胎した時から)さまざまな発達を経ていく。
発達とは
受胎から始まり年齢にともない心身の変化していくことである。一般には発達は成熟と学習の2つに分けられる。
成熟・・・身長・体重の変化、生理的変化だけに限らず心理的変化も含む
学習・・・経験や練習の結果としてもたらされる行動の変容の過程である。
2つに分けられてはいるものの、両者には密接に関係している。
身体的・生理的変化を成長、心理的行動範囲側面の変化を発達ということがあるが、一般的にはあいまいでこれらを含めて広く発...