日本文学概論第1設題

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資料紹介

M6104(R0111)日本文学概論第1設題のレポートです。テキストを中心にまとめています。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、および、問題点についてまとめよ。
・国学と日本文学研究の類似点と相違点
 国学とは、古い時代の文献を厳密に文献学的に研究することで、古い日本本来の固有の文化と精神を明らかにしようとするものである。江戸時代に入ると徳川幕府は、朱子学を幕府の学問と定めた。これは儒教の考え方が主従の忠孝を強調するなど、幕府体制の維持に都合がよかったからだと言われている。そのような中で、管制に疑問を持った人たちの間に、外来文化の影響を受ける以前の、日本本来の固有の文化・精神を明らかにしようとする風潮が高まっていった。その中で生まれたのが国学である。
 国学の代表的な学者には、契沖、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤などがいる。
 契沖は、古典を研究するには、古典をその時代のままに解釈するべきであると考えた。つまり、古典解釈しようとするには、後世の書物に頼らず、古典の時代の書物によって解釈しなければならない、という文献学的手法をとったのである。
 荷田春満は、「万葉集」などの古典研究を行い、日本固有の精神を明らかにする学問を起こそうとした。また門人を...

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